愛知県の知多半島や三河の名産品の大アサリをご存じですか?
正式名称、ウチムラサキと言いますが、地元では大アサリと呼んで愛されています。
関西や関東から、浜焼きバーベキューへ来られたかたの中には、「あさりってこんな大きくなるの!?」とびっくりする人が沢山います。
大あさりは魚太郎でも大人気。今回はそんな大あさりについてお伝えしたいと思います。
バーベキューで大あさりを食べながら話をすれば、ちょっとドヤ顔を出来る内容になっています。
1. 大あさりの特徴
2.大あさりの美味しい食べ方
3.おススメアレンジ
1.大あさりの正体
お味噌汁やパスタに使用する定番のアサリとは別物で、大きくなったアサリではなく、
もともと大きく育つ貝なんです。さっきもご説明しましたが、正式名称はウチムラサキです。アサリの名前も入っていないんですね。
でも地元でも「ウチムラサキ下さい」では通じないと思います。私たち愛知の人間にとっては愛すべき「大アサリ」なんです。
実は、知多半島はアサリの名産地でもあります。アサリだけでなく、大アサリも取れるのでどちらも楽しめるんですね。知多半島に生まれてよかった。
大アサリはアサリと違って、自分で砂を吐けない貝でなんです。ですので、あさりの様に海水につけて砂抜きをすることが出来ません。
なので美味しく食べるためにはもう一手間必要なんです。
魚太郎浜焼きバーベキューでは、皆様に美味しくお召し上がりいただくために下ごしらえをしたものをご用意しています。毎日活きた大アサリを一つ一つ手作業で半分にカット、手洗いをしています。
大アサリは、大きく肉厚になればなるほどジューシーになります。小さ目は逆に柔らかいので食べやすいです。手に取るときは、その違いを考えながら、お好きな物を選んで下さい。食べ比べていただくのもおススメです。
2.大アサリの美味しい食べ方
魚太郎の浜焼きBBQはお好きな食材を選んで、自由に焼いて楽しめることが醍醐味です。どんな食べ方をしていただいてもOKですが、私たちがお勧めする、大アサリの上手な焼き方を紹介します。
網の上に置いたら、貝にお酒(お水でもOK)を少し垂らします。こうすることで身が貝殻にくっついたり、焼いて身が硬くなることを防ぐことができます。
3~5分経つとグツグツしてきます。
貝柱が白っぽくなっているのが、焼けている目安ですですので、その状態になったらナイフで身、貝柱を殻から外してください。まだ貝殻にお酒(水)が残っている状態でOKです。
この時にまだ焼けていないと貝柱が上手く剝がれません!貝柱の色を見てみて、タイミングを見逃さないようにしてください。
焼けてひっくり返したら、魚太郎特製の海鮮のタレ(醬油でもOK)をかけて再沸騰させます。水分がまだ残っていて大丈夫です、煮るように焼いていくのがジューシーに仕上げるコツです!
焼き過ぎると、身が縮んだり、殻に身がくっついたりするので「ちょっと早いかも?」くらいが丁度いい状態です!!火が通っているかは、貝柱の色が白くなっているかで判断してみて下さいね。
ただし火力が強すぎたりして、貝柱が上手に外れないということもよくあります。ナイフを使うのに自信がない方には、裏技を教えちゃいます。
裏技というほど大袈裟なことでもないんですが、焼く前に貝殻から外しちゃいましょう!これなら絶対に失敗しない!
スプーンで貝柱をすくうようにすれば、簡単に外れます。片貝に2か所貝柱がありますので、忘れずに両方外してください。
前述の要領で、後は同じく水を入れて、加熱していき、貝の上で身をひっくり返し、煮るように焼いてください。きっと上手にできます。
3.おススメアレンジ
私たち魚太郎では、年中無休で365日バーベキューは営業しています。そんなBBQのことばっかり考えている私たちが編み出した、大あさりの味変を教えちゃいます。普通の食べ方では飽き足りない、大アサリマニアの方にはおススメです。
結構驚かれることが多いのですが、実はマヨネーズを入れて焼くアレンジがおすすめ!片方の身をひっくり返して再度ぐつぐつしてきたころに、マヨネーズを投入!お好みでネギや醤油も追加するのもおいしいですよ!
大あさりは身がアツくて、じっくり味わえるので、マヨネーズの味にも負けないうまみがぎっしり感じられます。
是非一度お試しください。
炭火で網の上で貝を焼いて、海の真ん前で食べるのは格別の体験です。
魚太郎浜焼きバーベキューのある美浜町は、伊勢湾と三河湾両方に面している、海の町です。
普段味わえない解放感と、おいしい海産物の両方を味わって下さいね。